取り組み

 

 

片岡歯科医院は、設備・スタッフ(歯科医師・歯科衛生士)の人員・研修・感染予防等、厳しい基準をクリアーした医院だけが認められる厚生労働省「歯科外来診療環境体制加算の施設基準認定歯科医院」および予防のための定期管理を行い、患者さんに寄り添う「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」に認定されています。

どちらも認可要件が厳しく全国の歯科医院の約5%~10%のみしか認可を受けておりません。

 

 

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」とは、厚労省が平成28年4月の保険改正で定めた、虫歯や歯周病の重症化予防を目的地とした画期的な新制度です。

これまでの削って詰める治療優先型の歯科医療ではなく、虫歯にさせない、歯を失わないための継続的なメインテナンスが「保険診療」でご提供できるようになります。条件に合えば年齢に制限なく大人でも「フッ素塗布」が保険で認められるようになりました。 従来は大人の「フッ素塗布」は保険診療外でした。

 

また、歯周病の方のメインテナンスも、今までは3か月に1回しかできませんでしたが、毎月行えるようになりました。

 

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」は全国の歯科医院の約5%が認定されております。

今後とも地域医療のためスタッフ一同研鑽させて頂きますのでよろしくお願い申し上げます。

 

「歯科外来診療環境体制加算」

「歯科外来診療環境体制加算(外来環)」は、平成20年4月の診療報酬改定で新設された制度で、患者さんにとってより安全で安心できる歯科医療の環境整備を図ることを目的としています。

歯科の外来診療では、「誤嚥のおそれのある小さな治療器具が多用されていること」、「局所麻酔を行う事例が多いこと」、「高齢化社会に伴い、全身状態の把握・管理が必要な患者様が増加していること」、「抜歯や小手術など感染のおそれのある処置を行う機会が多いこと」などの特性があることから、患者様にとってより安全で安心できる歯科医療の環境整備を図るための施設基準が定められました。

片岡歯科医院では、この施設基準を満たし受理されました。

 

これは歯科診療の特性を踏まえ、患者さまにとってより安全で安心できる歯科外来診療の環境の整備を図る取り組みに対する評価だと言えます。 

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」

これまでは、虫歯や歯周病の予防のためだけに行う治療には保険が適応されませんでしたが、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」に認定された診療所では、虫歯や歯周病の再発防止を目的とした予防処置を、月に1回まで保険診療で行うことができます。

お口の健康を守ることは、単に「むし歯や歯周病などの疾患がない状態を保つ」だけでなく、「食事が満足にでき、見た目や発音にも不自由がない状態=生活の質を保つ」ことである、と私たちは考えます。片岡歯科医院では、これまで以上に、地域の皆様のかかりつけ歯科医として、患者様の生涯に渡っての生活の質を保つために、他の医療機関や福祉施設とも連携して、サポートをしていきたいと思います。